Loading…

スポンサーサイト

Posted by 優兎 on --.-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【コンピューター監視法】 新たな問題点が浮上 バグを発生させたプログラマーも処罰の対象に?!

Posted by 優兎 on 31.2011 コンピューター監視法

コンピューター監視法について、プログラマーの立場から書かれた記事がありましたので転載します。

「日本情報分析局」さんより 
http://bit.ly/lDt1dv
~~~~~~~~~~


『コンピューター監視法案』の恐怖 -修正が加わった現状でも残る問題点-

本日、『情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案』が衆議院法務委員会で可決されました(本会議でも可決)。

 この法案は巷では「コンピューター監視法案」等と呼ばれ、当初の案では「ウィルス作成・取得・保管罪設置」、「わいせつ物基準広範化」などといったかなり過激な内容だった為問題になりましたが、今日通った案ではこれらに付いては言及されていません

 ですが、それでも尚重大な問題が残されており、この点については「プログラムを書いたりしたことのない人には全く想定出来ないが、経験がある人なら背筋が寒く」なります。
 サイバー犯罪に対応すると言いながら、デジタル関連の改正で一般のプログラマを戦慄させる法改正の問題点は以下の通りです。

 まずは『
情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案』(衆議院Webサイトより)の中から、該当部分を引用します。

第百六十八条の二 

正当な理由がないのに、人の電子計算機における実行の用に供する目的で、次に掲げる電磁的記録その他の記録を作成し、又は提供した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

  人が電子計算機を使用するに際してその意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える電磁的記録

  前号に掲げるもののほか、同号の不正な指令を記述した電磁的記録その他の記録

   正当な理由がないのに、前項第一号に掲げる電磁的記録を人の電子計算機における実行の用に供した者も、同項と同様とする。

   前項の罪の未遂は、罰する。

 
理解することが必要な用語は下記の4つです。

人の電子計算機における実効の用に供する目的作動するプログラム
電磁的記録その他の記録を作成しプログラム自体、もしくはプログラムの作動結果
人が電子計算機を使用するに際してコンピュータ利用者がコンピュータを利用する時に
人の電子計算機における実行の用に供した者プログラマ


上の4用語を踏まえて分かりやすく書くと、

第百六十八条の二 

ソフト利用者本来の目的以外で下記の動作をするプログラムを書いたプログラマ及びベンダーは、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金。

 一 ソフト利用者がその目的に沿う動作をせず、又は意図しない動作をするプログラム

 二 前号に掲げるもののほか、同号の不正なコード(プログラム)を記述したソフトウェア

  2 正当な理由がないのに、前項第一号に掲げるプログラムを提供したベンダーも同様とする。

  3 前項の罪の未遂は、罰する。


 こうやって書き直すと、どれだけ恐ろしいか分かると思います。

 この法律案では「意図的に仕組まれたバックドアやウィルス等悪性のプログラム」と「意図しない設計ミスやプログラムミス(バグ)」を同列に取り扱っています。

また、「悪意を持って不正を仕込まれたプログラムを提供したベンダー」だけでなく「バグのあるプログラムを提供したベンダー」も同列に取り扱っています。

 バグは「制作者の意図に反した動作をするコード」ですから、当然「ソフト利用者がその目的に沿う動作をせず、又は意図しない動作をするプログラム」に該当します。

 しかも定義が「ソフト利用者側からの視点のみ」で「プログラマの故意か否か」は完全に無視されていますので、ソフト利用者が「このバグは悪質だから意図的に違いない」として訴えたら単純なバグでさえ要件を満たしてしまうことになります。

 これまでのコンピューターの歴史を見ても、バグはプログラム作成につきものですし、プログラム公開後に新しい技術やアイデアによってそれまでは問題なかった点が脆弱性となる例は枚挙に暇がありません。
 多くの人が利用しているOSMS-Windows」など、毎月脆弱性やバグ除去の為の修正プログラムを実行するのが恒例行事です。

 
法務省WebサイトのQ4の回答文に は「この罪は故意犯ですので,プログラミングの過程で誤ってバグを発生させても,犯罪は成立しません」と書いてありますが、その根拠が『正当な理由がないのに』『無断で他人のコンピュータにおいて実行させる目的で』の要件を満たさないからだと言っています。

 しかし、そもそも「無断で」に関わる文言は法案にありませんし、どこの世界に「正当な目的で利用者の同意を得てバグを混入させる』プログラマが居るというのでしょう?

 プログラムミス=バグは「制作者すら意図せず」「制作者にすら無断で入り込む」からバグ(Bug=虫)と呼ばれるのです。
 現場を全く知らないとしか言いようがありません。

 つまり、この法律案が可決されると『日本のプログラマ及びベンダーは全員犯罪者扱い』になるのです。
 (いや、これまで一度もバグのあるプログラム書いたことねーしという凄腕の方は除きますが)

 こんなの、プログラムを少しでも書いたことのある人にとっては当たり前のはなしです。
 IT業界の専門家にちょっと話を聞けば、問題点などすぐ分かります。

 しかし、そんな簡単な事すらせずに、日本のIT業界を全滅させるような危険な改正案に『与野党共に』賛成するとは・・・政治家だからハイテクに疎いとか言って許されるレベルじゃありません。

 知らないなら知っている人に聞けば済むことです。
 こんな大問題を内包した法案をそのまま通すなんて、政治家の見識を疑います。

 政治家の皆さん、政治主導も大切かもしれませんが、より良い政治の為にもなんでも話せるプレーンを付けるなり、シンクタンクを持つなりして、問題の本質を見極める力を持って頂くことを強く強く切望します。

 もしこの法案が通って日本から優秀なプログラマが消え、世界の先端技術競争から取り残されるようなことが起こったら、日本のハイテク産業を殺した主犯は政治家の皆さんだと言うことになりますよ。
~~~~~~~~~~(転載ここまで)

「バグ」と「ウィルス」の違いについてですが、法務省の説明ではまったく触れられていません。

法務省の回答:
この罪は故意犯ですので,プログラミングの過程で誤ってバグを発生させても,犯罪は成立しません

このように法務省は、「バグ」も、処罰の対象となる「不正な指令を与える電磁的記録」に当たるという前提で、バグを発生させたことが故意か過失かによって、処罰されるかどうかが決まると答えています。

つまり文言上は、バグを含んだプログラムを作ったプログラマーは、たとえ法務省の説明をふまえたとしても処罰の対象になりうるということです。

このあたり、参議院ではしっかりと問いただしてもらう必要があると思います。

この問題点について反対意見に盛り込むのもよいでしょう。


個人的には、「人の電子計算機に不正な指令を与える目的で」というように、目的そのものに不正な意図があるかないかで絞り込む、ウィルスとバグの定義を主観ではなく客観的に明らかにし、客観的にウィルス作成と認められるもののみを処罰の対象にする、などの改善をした方が良いように思います。


追記:5月31日衆院法務委員会の今井参考人によると、「重大なバグ」は処罰の対象になり得るという見解でした。 http://bit.ly/kH8FYX
どの程度のバグが「重大」と言えるのかについてのガイドラインを設けるなど、処罰対象をある程度明確化して、日本のハイテク産業に支障が出ないようにしていただきたいです。

こちらに意見例と意見提出先があります。一歩間違えると言論統制にもつながりかねない法案なので、危険性を残したまま成立させないよう意見提出のご協力をお願いいたします。

 ↓
コンピューター監視法、衆議院を通過 舞台は参議院へ (抗議先と意見例あり)


応援よろしくお願いします
人気ブログランキングへ にほんブログ村へ


関連記事
スポンサーサイト

ランキングに参加しています




クリックしていただけると励みになります

お知らせ

・只今コメントの受付を停止させていただいています。ご了承ください。
これまでコメントを通して情報提供や声援をお寄せくださった皆様には、この場を借りて深く感謝申し上げます。

青山繁晴氏が語る 意見提出の意義


韓国人が認めた自国の歴史

民主党を批判すると強制排除

22歳の大学生  憂国割腹自刃

~十三秒後のベイル・アウト~

中国による弾圧の苛酷さを焼身自殺で訴えるチベットの女性


消費増税論者の嘘を暴く
「税制・財政についての虚と実」


「独島」論を完全論破した動画

カテゴリ

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

プロフィール

優兎

Author:優兎
「ひのもと」は、「日本」を雅語で読んだものです。 ~Wikipedia~
テレビが伝えない日本の現状や、私たちにできることなど、日本を守るために大切な情報を紹介していきます。

カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。